自分の市場価値を分かっている男が恋愛を制す。
突然ですが、自分の恋愛市場の価値はどのくらいだと思いますか?
以前ご一緒する機会のあった独身(彼女なし)の殿方に、この質問をしたことがありました。
答えにくい質問だとは思ったのですが、あまりにも女性に対しての理想が高すぎたので、自分は恋愛(婚活)市場でどのあたりにいると感じているのか、思い切って聞いてみることに。
彼は年齢35歳、会社経営者、収入は1,000万円以上(自己申告)。
肩書き的には申し分のない男性。
ただし、顔はぶっちゃけると中の下、頭は寂しい、ちょっとぽっちゃりで背も低め〜普通くらい。
※恋愛と婚活は全くの別物と言う人もいますが、ここでは30代後半の恋愛=結婚を視野に入れた恋愛という意味ですので、同等のものと考えます。質問もそのイメージでしました。
すると、彼はこう答えました。
「10段階で10が最高値だとしたら、7か8くらい」
(^ ^)
それでもレベル7の女性じゃ満足できない
結婚を視野に入れた恋愛において、顔や見た目はほとんど関係ありません。
男性ならば尚更です。それは周知の事実なので、彼もそう答えたのでしょう。
確かに、見た目を気にしなければ、7か8くらいなのかもしれませんね。
その場には、私の他にもう一人女性がいました。
彼氏募集中の27歳。
決して美人というわけではないけれど、ほんわかしていて可愛らしい雰囲気でとても女性的。
清楚な感じですね。
一人暮らしで家事全般もできるそうで、恋愛市場価値で言ったら低くても7くらいだと思うんです。
ちなみに筆者が考える「男が恋愛市場価値10だ」と言いそうな女性は、女子アナばりに可愛くて綺麗でお酒はたしなむ程度、料理などの家事が大好きで男を立ててくれるような控えめな女性。
ファンタジーかよ!
と突っ込みたくなりますが、実際の統計的にもそんな感じ。
私は後々、彼女よくない?とその彼に聞きました。
恋愛市場価値自称レベル7の男性と、だいたい男が考える恋愛市場レベル7の女性。ちょうどいいんじゃない?と。
でもどうも引っかかってなかったみたいで。
「元カノは22歳のスラッとした美人で……」などと言い始めました。
つまりは若さも加味すると恋愛市場価値9か10くらいの女性と付き合っていたんですね。そしてその女性とどうしても比べてしまう、と。
(^ ^)
人は自分以上のレベルを求める
彼は自分のことを恋愛市場価値は7か8くらい、と言いました。
ですが、女性に対しては同等のレベルの人は求めてはいません。
市場価値8〜10の女性を求めていました。
人は、特に上昇志向のある人は、相手には自分以上のレベルを求める。
以前から言われていることでもありましたが、どうしても納得できなかったのは、性別のことを考えていなかったから。
つまり、「自分よりも優れている相手を求める」という意味ではなく、男女別で見たレベルが自分よりも高いレベルの相手を求める、という意味だったんですね。
レベル7の男性は、レベル9の女性を求める。
逆も然り。
それなら納得がいくような気がします。
まあそれは、特に問題はないというか、頑張って下さい、というだけのことなのですが……。
本題は、自分の恋愛市場価値を高く見積もりすぎてはいないか?って話。
自分の価値を客観視できているか
自分が思う、自分の恋愛市場価値は、誰から見た価値でしょうか?
私は彼の意見を、男性目線での「恋愛市場価値」だな、と感じました。
確かに、男性から見れば成功しているしお金も持っている、憧れの対象かもしれません。
ですが、それは女性の価値観と大きくかけ離れています。
どうしても、主観で見積もってしまいがちなんですよね。自分の恋愛市場価値って。
それは仕方がない。けれどそれを信じすぎていると、自尊心ばかり高くていつまでも結婚できない残念な人、というレッテルを貼られかねない。
そんなの御免じゃないですか?
まずは自分の異性から見た恋愛市場価値はどのくらいなのか、知ることから始めていきましょう!
女性から見た男性の市場価値
では、女性から見た男性の恋愛市場価値とはいかなるものか。
女性は、自分なりの幸せを手に入れられればそれでいい。
……と考えている人はなかなか少ないもの。
大多数の女性が、心の中では周りの人に「いいなぁ」と言われたいと思っています。口には出さなくてもね。
まあ男性もそうですけど(笑)。
昔なら、その優越感は「お金持ち」とか「いいとこに勤めてる」とかそういう耳で聞く要素でした。
でも現代は違います。
目で見ることができる要素が、昔よりも重要視されるようになったんです。
なぜなら、写真を共有するSNSが生活の一部になったから。
つまり、顔などの見た目も、恋愛市場価値を決める大きな要因になってきている、ということです。
高収入高身長高学歴……昔は3Kとか言ったらしいですが
今でもそうならアンガールズの田中さんのような男性はモッテモテということになります。
でもなぜモテないのか(失礼極まりない発言)。
それは見た目がインスタ映えしないからなんです。
特にイケメンであってほしいというわけではないですが、ある程度の顔とある程度の身長、そして髪の毛はあってほしい。
雰囲気イケメンならなおよし(←これ重要!!!)
それがインスタ映えを狙う女子の願い。
結婚式の写真、新婚旅行の写真、子供のイベントの写真……などなど。
それらをSNSにアップして多いに優越感に浸りたいんです。
たくさんの「いいね」をもらいたいんです。
でも勿論、収入や職業なども関係してきます。
ですが昔よりはちょっとだけ、そこにこだわる人は少なくなってきた。
恋愛市場価値を決める割合として、「見た目」が昔よりも多くなったということですね。
インスタ映えする見た目ってなんだよ(怒)。
SNSなんてしょーもなっ。
ええ本当にそう思います。
ですがこれも時代の流れ。抗うことはできません。
なのでこれを読んだそこの殿方。
自分の恋愛市場価値を、今一度客観視して考えてみてはどうでしょうか。市場価値が下がっていると気がつくことができれば、それはチャンスです。
自分に見合った、同等のレベルもしくは少し上のレベルを狙えますからね。
少なくても高すぎる理想を抱いて、撃沈することはなくなるでしょう!